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ひのえうま 江戸から令和の迷信と日本社会

ひのえうま 江戸から令和の迷信と日本社会 吉川 徹/著 光文社 990円 1966年、日本の出生数が統計史上最低に。原因は60年に1度の干支「丙午」にまつわる迷信だった。高度経済成長の中、たった1年で出生減をもたらしたこの迷信の背景を昭和のひのえうま生まれの計量社会学者が読み解く。