オブリヴィオン オブリヴィオン 遠田 潤子/著 光文社 1,600+税 自らの犯した深い罪ゆえに、自分を責め、他者を拒み、頑なに孤独でいようとする森二。「奇跡」と「罪」が事件を、憎しみを、欲望を呼び寄せ、人々と森二を結び、縛りつける。バンドネオンの息苦しく哀しげな旋律−−。ラストの哀切と強い感動が、心を揺さぶる!