夜明けまで眠らない 夜明けまで眠らない 大沢 在昌/著 双葉社 1,600+税 タクシー運転手の久我は、血の匂いのする男性客を乗せた。かつてアフリカの小国で傭兵として戦っていた久我の同僚らしいその客は、車内に携帯電話を残して姿を消した。忌まわしい過去の戦いに、久我は再び呑まれていく。