上海灯蛾 上海灯蛾 上田 早夕里/著 双葉社 2,200円 1934年、「魔都」上海。吾郷次郎の元にユキヱと名乗る女が持ちこんだのは、極上の阿片と芥子の種。次郎は阿片売買を通じ、上海の裏社会に深く踏み入っていく。栄光か破滅か。夜に生きる男たちを描いた上海ピカレスク。